のんびりまったりぷかぷかと
(嘘だよ、)
「とりあえず風邪ひく前に風呂入れ」
「んー」
(だって、雨が降ることを、僕は知っていたのだから)
「何か温かい物作っとくから」
「はーい」
(その優しさが、どうしようもなく嬉しくて、)
「ねえ要、」
(どうしてそんなに優しいの、なんて)
「ありがとう」
(聞くのが怖いほどに)
(だって君は誰にでも優しいでしょ?)
×××
凪と要のどこまでもネガティブというかすれ違いの話。
凪は要が優しいのは誰にでも優しくて、かつ自分が従兄妹という立場にあるからだと考えています。
自分が特別とは思っていない。
でもその優しさが嬉しくて、特別だと思いあがってしまいたいけど、それを許さない凪。だってそれだと何か要を束縛してるみたいになるから。
実際は特別なんだけど、それに気付かない。
だって要は誰にでも優しいと思ってるから。
まあだから優しさの確認を決して本人には向けない。
でも自分だけじゃないって考えて少しもやもやする凪。
要は凪のことが特別で、ぶっちゃけ結構特別扱いしてるけど、でもそれを本人に言わない。
言ったら何か重くなっちゃいそうで嫌。
でも周りから見たら丸解りな感じで。
べったべたに甘い。
中学までは結構他人と凪の扱いに差があったり。
でも悟られないようにする為に割と分け隔てなく接してるように見せる術を覚えた。
でも結構な贔屓は残ってる。
気付いてほしいわけじゃないけど、あんまり気付かれないと頼られてないのかとかどうでもいいのかとか不安になる。
というザ・すれ違い★←
凪は何かこう、やきもちとか嫉妬とか恋愛感情とか、本当に今まで考えたことがないから理解できない感じで。それで少し首を傾げたりする。
要は今の関係が崩れるのを怖がってるくせに壊れてほしいとも思ってる。
でも凪の負担になるから、という理由で伸ばしのばし。正直逃げてる自覚はある。でも怖い。
という話を考えた。
漫画で描きたい、が漫画は書けない。なきたい。
本編を進めろという話ですよね←
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